オーガニックとは?

 「オーガニック」とは、化学肥料や農薬に頼らずに、有機肥料などにより土の持つ力を活かして栽培する農法のことをいいます。「有機農産物」というときの「有機」と「オーガニック」は同じ意味です。最近では、オーガニックは単に農産物・食品の範囲を超えて、衣食住、そして人や自然に優しい生き方を示す言葉としても使われています。

ではなぜBijaはオーガニックを重視しているのか?それはBijaの食事を楽しんでくださるお客様のことを第一に考えているからです。食べていただくと分かるように、オーガニックの野菜はおいしいです!そして無農薬だから多くの野菜を皮から余さず料理しているし、そもそも野菜自体の栄養価も高い。さらに、化学物質を含まないので直接体に取り込む食べ物として安全でもあります。

また、オーガニック農法は、農薬や化学肥料を使わないことで自然を汚しません。 Bijaがおつきあいさせていただいている地元の有機農家の方々は、環境の事も考えて生き方として、手間暇のかかる有機農法で、安全でおいしい野菜を育ててくださっています。あるお米を作っている農家さんが、「自分はお米だけじゃなくて、田んぼのかえるやいもりが住む環境もつくっているんだ」とおっしゃっていました。食べる人だけではなく、自然や人以外の生き物にもやさしいのがオーガニック(有機農法)なのです。

一般的に手に入りにくかったり、値段が高かったりで日常生活ではなかなか身近にしにくいオーガニックフードですが、 Bijaでは、みなさんも大好きなカレーで気軽にオーガニックフードを楽しんでいただくことができます!

ちなみに・・・有機JAS法によって、「有機」「オーガニック」と商品表示するには第三者認証を得ることが必要になりました。ただBijaでは、特に野菜については認証にこだわっていません。なぜなら農家の方々のことを知っていて、直接野菜を分けていただいているからです。顔が見える関係で信頼感があるから、あえて第三者の認証がなくてもいいと考えています。 

Bija新聞創刊号(2007年10月号)より