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カレー皿のむこうに広がる世界(成長編2): 美味しんぼ

 

いつどこで初めて買ったのかは前々覚えていないけど、中学生の時に、漫画「美味しんぼ」を読み始めた。
 
家族も食べることが好きだったし、自分も子供のころから食いしん坊だったから、面白くて何度も何度も繰り返し同じ本を読んでたな。
 

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「美味しんぼ」の連載がスタートしたのが1980年。
日本がバブル真っ盛りの時に人気があったから、いわゆるグルメ漫画的に思っている人も今でもいるかもしれないけど、中身は骨太。
 
 
・命あるものを殺して食べ生きている人間の業(ごう)
 
・食べる相手のことを「もてなす」を心の大切さ
 
・人、自然、文化のつながり中から食が生まれていること
 
・物事の本質を見極める深さを持つこと
 
・自分の考えをもち、それに基づいた行動を周りに流されずにしていくことのかっこよさ

 
などなど、多くのことを「美味しんぼ」を通じて学んだように思う。
 
 
自分が始めて買ったスーツは黒。
 
大学を卒業する前の就職活動で買ったんだけど、黒のスーツはもちろん主流じゃない。

なぜかというと、「美味しんぼ」の主人公の山岡さんが黒のスーツを着てたから。
(まあ、ちょっと痛い学生だったのは笑って許して!)
 

あと、NYに留学する前に英語力を磨くために語学学校に行ったんだけど、行った先はオーストラリア。

「美味しんぼ」の原作者が住んでるのも一因で、結果的にこのオーストラリア滞在がパーマカルチャー、エコビレッジ、WWOOFなどの扉を開いてくれました。(この辺のことは、そのうち書きますね。)

 
 
中学のころ読み始めた「美味しんぼ」で、有機農業ってものがあること、伝統的な方法で作られた醤油や味噌と工業的に作られた醤油や味噌があること、食の安全性なども始めて知った。
 
清川家は商売人の家だったし、食の仕事をしている家でもなかったから、食卓にお母さんが並べてくれたり冷蔵庫の中に入ってたりしている食べ物の向こう側を知ったのは「美味しんぼ」だった。
 
なぜ自分が、卵の黄身の匂いが気になって食べられないのか、当時の大手の醤油メーカーの醤油をおいしいと思えないのか、その理由が「美味しんぼ」を読んで分かってきた。
 

 
NYに留学中に、食の勉強をしている仲間たちは自分たちのことをfoodies(フーディーズ)って言っていた。

「食」に関心があって、大好きで、単に空腹を満たすために「食べる」以上に、人生の興味やエネルギーを「食べる」ことに注いでいる人たちだ。

彼らは、本当に「食」を楽しんでいたし、真剣だったし、よく勉強してた。
 
僕も自分はフーディーズの1人だと思う。

そして、その扉を開いてくれたのが「美味しんぼ」だったんだよね。 

もう30年前からオーガニックをはじめ食を深く掘り下げて、人気漫画で多くの人の読まれてきた「美味しんぼ」はやっぱり凄いな!
 
 
 
(ちなみに、留学中の食の文献を読んでいく人類学の授業で、なんと「美味しんぼ」が登場してる文献があった。
初期の、お母さんの作ってくれた紅玉のりんごパイの話しで、文化と食の深いテーマが漫画で読まれている日本の紹介でした。)



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2013年2月 8日 kiyo curry |

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